ファイアーエムブレム外伝 研究所

FIRE EMBLEM  Side-story

登場人物伝

アトラス
アベル
アルム
ウォルフ
エスト
 
ガゼル
カチュア
ガッハ
ガネフ
カムイ
ガルシア
ギース
クリフ
クレア
グレイ
クレーベ
 
サイゾー
ザクソン
ジーク
シーザス
ジャミル
ジュダ
ジェニー
ジェシー
ジェローム
シルク
スレイダー
セーバー
セリカ
ソニア
 
タタラ
ダッハ
ティータ
ディーン
デューテ
ドーマ
ドゼー
ドルク
 
ヌイババ
ノーマ
 
パイソン
パオラ
ハルク
バルボ
フォルス
ブライ
ヘステ
ボーイ
 
マーラ
マイセン
マグナム
マチルダ
マッセナ
ミカエラ
ミューラー
ミラ
メイ
 
 
 
リゲル王妃
リプリカ
リマ4世
リュート
ルカ
ルドルフ
レオ
ローソン
ロビン
 
 
 
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ウォルフ WOLF
5??~606 スナイパー / Sniper
©Nintendo
LEVEL:3 鋼の弓 Cap.3 §18 §§1
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 33 16 7 6 0 7 2 5
成長率 - - - - - - - -
 ギース配下の狙撃兵。鋼の弓を装備し、飛行ユニットに対しては抜群の攻撃特性を持つ。

 ソフィア東部の砂漠地帯に独自の王国を造り上げたギース。その根城を守るために築かれた「砂漠の砦」の守備を任され、弓兵を中心に部隊を構成し、常に最前線に立ち続けた。
 本国より、エストを救い出そうとして捕らえられたジェシーが護送されて来ると、砦内にて監禁する。

 エストの行方を求めて本国方面に向かうセリカ一行の、領内進入を阻止するために戦闘を開始する。基本戦術は篭城し、進撃して来るセリカらを長射程から狙撃するというもの。
 しかし砦内への侵入を防ぎ切れず、弓兵部隊は壊滅。ウォルフも戦死し、ギース王国の重要拠点は陥落した。

 

 
ガゼル GAZELLE
5??~606 ボウナイト / Bow Knight
©Nintendo
LEVEL:1 Cap.3 §9
リゲル騎士団
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 40 16 8 8 0 10 6 8
成長率 - - - - - - - -
 リゲル騎士団所属、ミューラー麾下の強弩騎兵。

 ソフィア領侵攻部隊の内、ザクソン隊、ローソン隊の後詰めとして選出された。先行する2隊に続き、弓手隊を率いてソフィア入りする。第2陣のローソンがソフィアの森に展開すると、その後方の 「森の北」に布陣した。

 やがて、ザクソン隊、ローソン隊を突破したアルム率いる解放軍が来襲し、戦闘を開始する。弓手隊の特性を生かし、主に遠距離からの攻撃を中心に戦闘を進める。自身は小川を挟み、 さらに遠距離からの狙撃に集中した。
 しかし唯一の橋を守り切れず、本陣への突入を許す。そのまま接近戦に持ち込まれて、敢え無く戦死した。

 

 
ガッハ GACH
5??~606 盗賊 / Thief
©Nintendo
LEVEL:10 Cap.3 §12
山賊団
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 38 11 5 6 0 6 0 4
成長率 - - - - - - - -
 ギース配下の盗賊。ソフィア城周辺から山岳部を中心に暴れ回る。

 「山の村」を度々襲撃しては若者を連れ去り、奴隷として働かせるために本国へ移送し続ける。その中にはアトラスの弟妹も含まれていた。

 ソフィアの海岸においてパオラとカチュアを見かけるや、奴隷にすべく手勢を率いて襲い掛かった。そこへ、ミラ神殿に向かう途中のセリカ一行が通り掛かって遭遇戦となる。
 ガッハは、パオラとカチュアの捕獲は手下に任せ、自身は手薄なセリカ本隊に攻撃を仕掛ける。しかしセリカは橋を有効利用し、これによって数の不利をカバーされてしまい、徐々に戦力を削られて戦死した。

 

 
ガネフ GANEF
???~606 妖術師 / Sorcerer
©Nintendo
LEVEL:10 Cap.5 §9
ドーマ教団
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 40 12 7 8 0 9 8 4
成長率 - - - - - - - -
 ドーマ教団所属の妖術師。

 ヌイババの死によって主を失った怪物メデューサと交渉し、自らの魂を捧げる事によって新たに契約を結ぶ。これによって暗黒呪文「メデューサ」を習得した。

 アルムとセリカが帝国領に同時侵攻して来た際、迎撃任務には当たらず、教団本部にあって後方勤務に従事していた。
 アルム・セリカとの戦いが激化すると、ジュダより邪神ドーマの護衛を命じられる。そして「ドーマの祭壇」に赴き、マーラ、ヘステと共にドーマの直近に控えた。

 ジュダの罠に落ちたセリカ軍が祭壇まで来ると、彼女達が苦戦する様を傍観。その後、アルム軍が来襲して本格的な戦闘態勢に入る。
 ガネフは当初、リザーブを唱えて祭壇内の味方を援護していたが、アルムらがドーマの許へ攻め寄せて来ると「メデューサ」を駆使して、近付く敵の排除に専念する。しかし既にヌイババとの戦いを経たアルム達の敵ではなく、ドーマ守護の使命を果たせぬまま戦死した。

 

 
ガルシア GARCIA
???~606 祈祷師 / Shaman
©Nintendo
LEVEL:5 Cap.4 §3
ドーマ教団
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 38 14 10 9 0 8 9 4
成長率 - - - - - - - -
 ドーマ教団所属、ドルク配下の祈祷師。

 帝国統治下にあったミラ神殿をセリカが奪還すると、帝国領への侵入に備え、部隊を率いて進発。「死人の沼」に布陣して防御を固めた。

 その後、ドーマの塔を目指して進撃してきたセリカと激突し、帝国本土での戦端が開かれる。両軍は広大な毒の沼地を挟んで対峙。ガルシアの陣容は祈祷師を中心とした編成で、大量のモンスターをぶつけてセリカ軍を疲弊させる戦術を採り、自らはガーゴイルを召喚、さらに他の祈祷師にも次々にモンスターを召喚させた。
 しかし、セリカ軍の機動部隊を中心とした編成によって本陣を急襲され、沼地を生かし切れず戦死した。

 

 
ギース GEYSE
5??~606 魔戦士 / Demon Warrior
©Nintendo
LEVEL:1 Cap.3 §21 §§1
国王
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 36 15 16 18 0 11 15 7
成長率 - - - - - - - -
 大盗賊。ソフィア領内を跋扈する山賊・海賊達の領袖。ソフィア東方に広がる砂漠の果てに巨大な砦を築き、自らの王国を作り上げた。

 数多くの手下を自在に操り、ソフィア中の村々やバレンシア近海を航行中の船を襲撃。金品を巻き上げ、若者は奴隷として王国へ連れ帰るなど悪行の限りを尽くす。特にドゼーの反乱によってソフィア王国の統制力が弱まると、ミラ神殿までも蹂躙し始め、治安を益々悪化させていった。

 その一方で自国の防衛にも熱心であり、砂漠のオアシスに砦を築いて侵入者を常時監視させた。またディーン、ソニアといった腕利きの用心棒を雇い入れて、自身の砦に通じる交通の要衝に配置している。

 しかし海賊団を一任していたダッハをセリカによって殺害され、海賊島も陥落して海賊団は壊滅し、王国に揺らぎが生じる。その後、山賊団を統率させていたガッハも、同じくセリカによって討ち取られた。これら一連のセリカの敵対行為に激怒し、直ちに本拠地にて討伐隊を組織して、セリカ一行を倒すべく次々に派遣した。

 だが討伐隊はことごとく返り討ちに遭い、逆にエストの救出を目指すセリカによって重要拠点である「砂漠の砦」を落とされた。さらに街道も突破され、果ては頼みの用心棒も離反し、遂に自身の砦まで押し寄せられた。それでも本拠地には依然として相当の戦力を保有しており、ギースは自軍の優勢を確信していた。
 砦内の各所に配置したスナイパーと妖術師で、内部への侵入を試みるセリカ達を四方から狙い撃ちし、本陣では祈祷師にモンスターを召喚させて、緒戦は高見の見物を決め込んだ。
 しかしセリカの指揮の下で統率された軍勢の前に、戦局はセリカ側優位に傾いて行く。ギースが自軍の危機を察知した時には既に遅く、王国の崩壊を悟った盗賊王は相打ち覚悟で挑み掛かったが、果たせずに戦死した。

 

 
サイゾー SAIZō
5??~606 魔戦士 / Demon Warrior
LEVEL:1 Cap.4 §13
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 36 15 16 18 0 11 15 7
成長率 - - - - - - - -
 リゲル帝国の魔戦士。ヌイババ麾下にあって、恐山方面に駐留している。

 アルム軍が帝国領に侵攻する気配を見せると、自領の安全を図るヌイババによって境界付近の守備を命じられる。これを受けたサイゾーは、手勢を率いて「リゲルの森」に陣を張り、アルム軍を待ち伏せた。

 帝国領に侵入したアルムが、リゲル平野から恐山方面へ転進したため、両軍はリゲルの森で激突する。サイゾーは自らの特性を生かし、動きの制約される森の中でアルムらを包囲殲滅せんと試みた。
 しかしアルムの敷いた防御陣を突き崩すことが出来ぬまま戦死した。

 

 
ザクソン ZAXONE
5??~606 アーマー / Armor
LEVEL:5 Cap.3 §3
リゲル騎士団
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 40 18 4 4 0 14 1 4
成長率 - - - - - - - -
 リゲル騎士団所属、マグナム麾下の装甲兵。

 解放軍の抵抗に苦戦するドゼーより、リゲル帝国へ援軍の要請が届くと、その先陣を率いる大隊長に抜擢された。そして、ドゼーと解放軍がソフィア城を巡って争っている間隙を突き、ソフィア領内へ進軍する。

 ソフィア領土深く侵攻したが、ドゼーは既にソフィア城から撤退しており、援軍には間に合わなかった。その後、西部の砦に下がったドゼーに代わってソフィア城奪回を目指し、アルム率いる解放軍と「ソフィアの北」で激突する。
 混成部隊を統率し、自らも参戦してアルムらを苦しめたが、力及ばず戦死した。

 

 
ジーク ZEAK
5??~ Gナイト / Gold Knight
©Nintendo
LEVEL:1 Cap.4 §20
リゲル騎士団
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 40 20 13 14 4 14 6 9
成長率 20% 20% 35% 55% 30% 30% - -
 リゲル騎士団所属の黄金騎士。本名カミュ。かつてアカネイア大陸最強を誇ったグルニア王国の黒騎士団長。

 暗黒戦争時、マルス率いるアリティア軍に敗れて重傷を負う。その傷が元で記憶を失い、各地を漂流してバレンシア大陸のリゲル帝国に流れ着いた。
 そのままルドルフによって手厚く保護され、彼の命を受けた城付きのシスターであるティータの献身的な看護により、程なくして全快した。これが縁でティータとは恋仲となる。だが外傷は治癒したものの、肝心の記憶は戻らぬままで苦悩の日々を送る。

 ルドルフにその高い戦闘能力と高潔な人格を評価され、新たにジークの名を与えられてリゲル騎士団の将軍として抜擢された。このルドルフの配慮に恩義を感じたジークは彼を父親同様に敬い、絶対の忠誠を誓う。またこの頃ルドルフより、右腕に十字の痣を持つ者に全てを捧げよと命じられていた。
 しかしソフィア王国との戦争については一貫して反対の立場をとり、戦争継続派からは反感を買っていた。

 その後、ジェロームの悪政を耳にしたルドルフにより、秩序回復のため当地に派遣される。ジークは着任するや、直ちに軍の綱紀を粛正し、近隣の村々の治安維持に砕身した。これによって民衆の人望を得たが、ジェロームからは疎まれ始める。
 そしてジェロームとヌイババの陰謀により、恋人ティータを攫われて行動の自由を失う。人質を取られたジークは、やむなくジェロームの指揮下に加わった。

 アルムによってティータが救出されると、これを機と見て反旗を翻し、リゲル平野にてジェローム隊に攻撃を開始。アルム軍の支援を得てジェロームを打ち倒し、リゲルの村に引き上げた。

 村内でアルムに再会し、ティータ救出の件で感謝の言葉を述べる。その際アルムに帝国打倒のため力を貸して欲しいと頼まれるが、これを拒否。しかしアルムの右腕にある十字の痣を見付けてルドルフの言葉を思い出し、誓約を守るためにアルム軍に参加した。
 以降はアルムやティータと共に戦い続け、邪神ドーマの封印に協力した。

 戦後、新王国には残らず、ティータと共に新しい生活を始める。しかし激戦の中において、失われていた記憶は既に蘇っていた。そして程なくしてバレンシア大陸を離れ、アカネイア大陸へと旅立って行った。

 

 
シーザス JESUS
5??~606 Gナイト / Gold Knight
©Nintendo
LEVEL:1 Cap.4 §12
リゲル騎士団
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 40 18 7 12 0 13 6 9
成長率 - - - - - - - -
 リゲル騎士団所属の黄金騎士。リゲル帝国側の国境警備の任に就いている。

 解放軍によって奪還された水門が開放されたため、バレンシア南北を隔てる谷から水が引いた。これによりリゲル・ソフィア間の往来が容易になると、シーザスは警戒体制を強化。警備部隊を増員して、戦闘に備える。

 程なくしてアルム率いる解放軍が国境侵犯をすると、部隊を展開して迎撃に当たった。当初シーザスは、両翼を動かしてアルム軍を挟撃する作戦を採り、自らは直属部隊と共に森へ布陣して、後方から督戦した。
 しかしアルム軍に両翼、続いて中央の魔法部隊と次々に破られて戦線が崩壊。やむなく自身も戦いに加わったが、時既に遅く戦死。国境線を守り切れず、解放軍の帝国領侵入を許す結果となった。

 

 
ジャミル JAMIL
???~606 妖術師 / Sorcerer
©Nintendo
LEVEL:10 Cap.4 §8
ドーマ教団
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 40 12 7 8 0 9 8 4
成長率 - - - - - - - -
 ドーマ教団所属の妖術師。特殊魔法「メガクェイク」を操る。

 ドーマの塔を目指すセリカが帝国本土へ侵攻すると、大部隊を率いて「ドーマの門」の警備に当たる。そして教団総本山への侵入を阻止するため、迷いの森を突破したセリカ一行と戦う。
 戦闘では、魔女を中心とした魔法部隊に迎撃させる傍ら、自身はメガクェイクを唱えてセリカ軍に大ダメージを与えていった。優勢に戦いを進めていたが、門内での近接戦闘に持ち込まれて戦死。警備部隊も全滅した。

 

 
ジュダ JUDA
???~606 祈祷師 / Shaman
©Nintendo
LEVEL:20 魔道の指輪 Cap.4 §9
ドーマ教団 祭司長
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 52 21 17 16 0 15 9 4
成長率 - - - - - - - -
 ドーマ教団所属の祈祷師。教団トップの祭司長にして、邪神ドーマ第一の僕。マーラ、ヘステ、ソニアの実父。その肉体は一切の攻撃を受け付けず、さらに大陸最硬の「竜の盾」や魔術支援装具「魔道の指輪」を所持している。また、肉体の秘密を口にする者を容赦なく呪殺するなど、非情な面も持ち合わせている。

 実子マーラ、ヘステを生贄に捧げてドーマ神に対する絶対の忠誠を示し、一方で政敵である大司祭ハルクを放逐して教団内での地位を強固なものにした。

 アルムとセリカがそれぞれ別ルートでリゲル帝国へ侵攻して来ると、援軍として各地に魔法部隊を派遣。アルム軍に対しては竜の火口に罠を仕掛け、セリカ軍に対しては自ら迎撃の指揮を執った。
 ジュダはバレンシア各所を見通す水晶玉を駆使してアルムとセリカの動静を常に把握し、首尾よくアルムを罠にかけ、さらにはセリカがソフィア王国の王女である事も突き止めた。

 自身は「ドーマの沼」へ出陣してセリカ一行を要撃したが、彼女達の実力を見届けるやドーマの塔に撤退。塔最上階にてセリカを待ち受けた。
 その後、最上階まで到達したセリカと会見に臨み、封印したミラ神を解放するよう懇願される。そこでジュダは、罠に落ちて苦戦するアルム達の光景を水晶玉に映し出してセリカに見せた。そしてアルムの救出と引き換えにしてセリカ一行をドーマの祭壇へと誘い、そのまま邪神ドーマへの生贄に捧げた。

 セリカらを嬲り殺している最中に、ルドルフを倒したアルム軍がドーマ神殿に侵入。これを察知したジュダは、宝物庫内で孤軍奮闘するアルムに呪術をかけて窮地に陥れる。
 しかしこれを乗り切ったアルム達に「ドーマの祭壇」へ乱入される。ジュダはビグルを大量召喚し、自身も「魔道の指輪」を装備。蘇生したマーラ、ヘステと共に、ドーマを守護しつつ戦う。だが唯一の弱点を見破られ、一斉攻撃を受けて戦死。
 ジュダの死により、事実上ドーマ教団は滅亡した。

 

 
ジェローム JEROWM
5??~606 Gナイト / Gold Knight
©Nintendo
LEVEL:5 Cap.4 §20
リゲル騎士団
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 46 20 9 14 0 15 6 9
成長率 - - - - - - - -
 リゲル騎士団所属の黄金騎士。残忍かつ非道な、一代の梟雄。帝国領南西部を統治している。

 恐山を治めるヌイババと連携して民衆を弾圧。リゲルの村を中心に略奪・暴行をほしいままにし、周辺住民からは蛇蝎の如く忌み嫌われていた。

 この事態を憂慮した帝都から、ジークが派遣されて来る。そのジークにより軍内部の綱紀粛清を始めとして、次々と軍政改革が行われたため、ジェロームは彼の存在を疎ましく思い始める。
 一計を案じたジェロームは、ヌイババと共謀してジークの恋人ティータを攫う事を画策。そして首尾良く彼女を人質に取り、身動きの出来なくなったジークを自らの支配下に置く事に成功した。

 その後、アルムによってティータが救出されると、ジークに反旗を翻されて「リゲル平野」で激突する。戦力的にはジーク隊より優位に立っていたが、ジーク側にアルム軍が加勢したため、劣勢を強いられて敗死した。

 

 
ソニア SONYA
5??~ 魔道士 / Mage
©Nintendo
LEVEL:5 鋼の盾 Cap.3 §20
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 24 13 11 12 4 10 12 4
成長率 30% 30% 30% 30% 30% 30% - -
 元ドーマ教団所属の魔道士。父はジュダ。マーラとヘステの妹。風の黒魔法「エクスカリバー」を習得している。

 姉2人を邪神ドーマの生贄に捧げた父ジュダを憎み、彼の下を離れてソフィア入りする。その後、その魔術の腕をギースに買われ、用心棒として彼の幕下に加わった。
 ソニアは魔法部隊を預り、「ギースの砦」に通じる要衝の一つである「砂漠の南」の守備を任される。やがてギースの悪行に愛想を尽かすが、同僚のディーンと折り合いが悪かったために、互いに牽制し合って身動きが取れずにいた。

 セリカらによってディーンが倒されると、即座にギースの砦へ撤退する。そのままセリカ軍とギースの戦いにも参加せず、不戦の姿勢を貫いた。そして、ギースを打倒したセリカと砦内で対面し、借りを返すと称して今後の協力を約束する。
 以降はセリカに従い、ドーマの塔まで赴いた。

 その後「ドーマの祭壇」にて実父ジュダとマーラ、ヘステ2人の姉に再会する。合流したアルム軍の助けも借り、怨敵ジュダを倒して本懐を遂げたが、魔女に堕ちた姉達を救う事は叶わなかった。

 

 
タタラ TATRA
???~606 妖術師 / Sorcerer
©Nintendo
LEVEL:10 Cap.3 §10 §§1
ドーマ教団
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 40 12 7 8 0 9 8 4
成長率 - - - - - - - -
 ドーマ教団所属の妖術師。異様な雰囲気を纏う、相当な自信家。

 ソフィア侵攻時、オーラ使いのデューテを捕らえて本国へ連れ帰る。そして洗脳術を施し、自らの手先とする事に成功した。

 アルムによってドゼーが倒されると、デューテと妖術師部隊を率いて「水門」に入り、守りを固める。以降も水門を封鎖し続けたため、ソフィア王国は水没の危機に瀕することになった。
 この危機を回避するため、水門を開放すべく進撃してきたアルム軍と衝突。まずタタラは、アルムらが手を下せないのを見越してデューテをぶつける。そしてアルム達がデューテに手こずる間にも、配下の妖術師を動かして徐々に追い詰めていった。
 しかし、予想以上にデューテを引き付けられて、長時間の孤立を余儀なくされる。そこをアルム軍の別働隊によって一気に急襲され、防ぎ切れず戦死した。

 

 
ダッハ DACH
5??~606 盗賊 / Thief
©Nintendo
LEVEL:10 Cap.2 §6 §§1
海賊団
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 38 11 5 6 0 6 0 4
成長率 - - - - - - - -
 ギース配下の海賊の頭領。ソフィア海に浮かぶ小島、通称「海賊島」に築かれた砦を拠点にして、大斧を手に近海を荒らし回っている。

 アカネイア大陸出身のエストに襲い掛かって捕虜にした。直後にパオラ、カチュアの追跡を受けるも振り切る事に成功し、首領のギースにエストを献上する。

 また、バルボの家族も惨殺しており、その復讐に燃えるバルボ達に砦への侵入を許してしまう。そして彼らを返り討ちにすべく腰を上げ、手下と共に戦う。強固な結束力を武器に、徐々にバルボ達を劣勢に追い込んでいった。
 しかしミラ神殿に向かう途中のセリカ達が海賊島に上陸し、バルボに加勢したために形成は逆転。追い詰められた挙句に討ち取られ、「海賊の砦」は陥落した。

 

 
ティータ TEETA
5??~ 聖女 / Holy woman
©Nintendo
LEVEL:1 Cap.4 §19 §§2
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 28 14 12 10 2 3 18 4
成長率 40% 10% 15% 15% 20% 40% - -
 リゲル帝国出身の聖女。バレンシア大陸中、最高の魔法防御値を持つ。

 城付きのシスターだった時、アカネイア大陸から漂流してきたジークの介抱を命じられる。一目でジークに心を惹かれ、後に恋仲となった。
 当時からリゲルとソフィアは交戦状態にあり、ジークは反戦の立場を表明していた。するとジークの謀反を恐れたヌイババにより、人質として拉致される。そして「ヌイババ館」内の牢獄に監禁された。

 その後、ヌイババを倒したアルムによって救出されるとそのまま同行し、リゲル平野にてジークに無事を伝える。以降はジークと共にアルム軍に参加して、邪神ドーマの封印に協力した。

 戦後は、ジークと共に幸せな日々を送る。ジークの記憶が蘇らない事を願っていたが、既に彼の記憶は取り戻されていた。

 

 
ディーン DEEN
5??~ 剣士 / Sword Fighter
©Nintendo
LEVEL:5 勇者の剣 Cap.3 §19
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 32 18 17 17 6 9 4 5
成長率 40% 20% 15% 15% 10% 10% - -
勇者の剣をもつ、なうての剣士。今はギースの用心棒している。
 「勇者の剣」を所有する、流浪の隻眼剣士。

 その腕前を見込まれて、ギースに用心棒として雇われる。傭兵部隊を預り、ギースの砦に通じる要衝の一つである「砂漠の北」の守備を任された。
 その後、ギースの悪行を知るに連れて嫌気が差し、離脱を望み始める。しかし「砂漠の南」を守るソニアと不仲だったために、互いに牽制し合って身動きが取れずにいた。

 セリカらによってソニアが倒されると、即座にギースの砦へ撤退する。そのままセリカ軍とギースの戦いにも参加せず、不戦の姿勢を貫いた。そして、ギースを打倒したセリカと砦内で対面し、借りを返すと称して今後の協力を約束する。
 以降はセリカに従い、ドーマの塔まで赴いた。

 戦後はセリカ達の前から姿を消し、新たな戦いを求めて、勇者の剣と共に南の大陸へ渡って行った。

 

 
デューテ DYUTE
5??~ 魔道士 / Mage
©Nintendo
LEVEL:3 祈りの指輪 Cap.3 §10 §§1
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 22 11 8 10 15 3 15 4
成長率 30% 50% 30% 20% 30% 10% - -
 ソフィア出身の魔道士。リュートの実妹。光の強力魔法「オーラ」を習得している。

 リゲル帝国によるソフィア侵攻時、タタラによって捕らえられ、帝国に移送される。そこで洗脳術を施され、以後はその配下に加わった。

 タタラのソフィア入りにその切り札として随伴し、妖術師部隊と共に「水門」の守備に当たった。そして水門開放を目指して進軍してきたアルム率いる解放軍と戦う。
 デューテはタタラの命に従い、戦闘開始直後にワープを使用して解放軍本営を急襲する。そこには生き別れの実兄リュートが居たが、タタラの洗脳は強固で、兄の説得も聞き入れずにひたすら戦い続けた。
 その後、解放軍の別働隊がタタラを討ち取ると、ようやく洗脳が解ける。しかし記憶障害から一時錯乱状態に陥り、そのまま戦場を離脱した。

 戦闘終結後、水門内部で兄達と再会し、これまでの経緯を聞かされる。そして洗脳中の自らの行為を謝罪した。以降は兄と共にアルムに力を貸し、リゲル帝国と戦い続けた。

 戦後は、修行のために旅立つ兄を見送ると、自身は魔法を封印し、一人の女性として幸せに暮らした。

 

 
ドルク DOLK
???~606 祈祷師 / Shaman
©Nintendo
LEVEL:10 Cap.4 §5 §§1
ドーマ教団
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 44 16 12 11 0 10 9 4
成長率 - - - - - - - -
 ドーマ教団所属の祈祷師。帝国領南東部の湿地帯を統治しており、沼地の中に自らの居館を構える。教団内では祭司長ジュダに次ぐ実力を持つ。また、死竜を召喚する大祈祷師として、ミラ教徒からも恐れられている。

 セリカの帝国領侵攻を察知したジュダより、討伐の任を授かる。ドルクは間欠的にDゾンビを召喚してセリカ軍の足止めにかかる一方で、ガルシアを死人の沼に派遣して、国境付近での殲滅を図った。

 その後、セリカが死人の沼を突破して自身の砦まで進軍して来ると迎撃態勢に移る。しかしガルシア隊に戦力を割いた事により、総兵力が低下していたため、ほぼ全軍で篭城する。そして毒の沼地を渡って疲労したセリカ軍を、砦内部から弓と妖術による遠隔攻撃、さらに自らはDゾンビを大量召喚して砦への接近を防ごうと試みた。
 これに対しセリカは、まず機動部隊を先行させてドルク隊を撹乱し、その間隙を縫って本隊を砦内部へ切り込ませる事に成功。侵入を許してしまったドルクは抗し切れず戦死した。

 

 
ヌイババ NUIBABA
???~606 妖術師 / Sorcerer
©Nintendo
LEVEL:10 魔道の指輪 Cap.4 §19 §§1
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 40 12 7 8 0 9 8 4
成長率 - - - - - - - -
 リゲル帝国の妖術師。その魂をメデューサに捧げることで、暗黒呪文「メデューサ」を手に入れた。

 帝国領の中央部に位置する恐山方面を統治しており、人々からは「恐山の主」と呼ばれる伝説的な存在。帝国領南西部を治めるジェロームと手を組み、民衆を弾圧し続けている。

 リゲル帝国のソフィア侵攻に反対していたジークの謀反を危惧。折りしもジークの存在を疎ましく感じていたジェロームと利害が一致したため、共謀して恋人のティータを拉致する。人質として自館に監禁し、ジークの動きを封じた。

 リゲル平野から転進して来たアルム軍が自館まで押し寄せると、自ら迎撃の指揮を執る。「魔道の指輪」を装備し、配下のボウナイトと共に崖下に迫るアルム達を遠距離から狙撃し続けた。
 本陣に侵入を許してからも、切り札の「メデューサ」を唱えて応戦したが、「魔封じの盾」を前面に押し出して戦うアルムによって事実上無効化され敗北、戦死した。

 

 
ハルク HULK
???~
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Cap.4 §7
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 - - - - - - - -
成長率 - - - - - - - -
 元ドーマ教団所属の大司祭。高名な大賢者として、その名はソフィアでも知られている。

 在官時は教団の幹部であったが、ジュダとの権力抗争に敗れて下野。「迷いの森」奥深くの里に隠棲し、そこで教会を開いてドーマの教えを説いていた。

 ドーマの塔を目指すセリカが里を訪れると、教会内で面会する。その際、ドーマの地下神殿にミラを封印した剣があることを教えた。同時にかつての政敵ジュダの強大さを示唆し、セリカに協力を申し出る。そしてセリカのアルムを想う心に打たれ、アルムを勇者へとクラスチェンジさせて新たな力を授けた。

 

 
ブライ BURAI
5??~606 剣士 / Sword Fighter
©Nintendo
LEVEL:1 暗黒の剣 Cap.3 §16
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 30 24 11 9 0 7 6 5
成長率 - - - - - - - -
 リゲル帝国の剣士。呪われた武器「暗黒の剣」を得物とする、豪胆の持ち主。

 ミラ神殿を統治するガルシアの増援としてソフィア入りする。そしてセリカ一行がミラ神殿を目指しているとの情報を掴むと、僅かな手勢を率いて進発した。

 「ミラへの谷」で神殿へ向かうセリカと遭遇し、戦闘状態に。魔剣を頼りに、単独でセリカ達に迫る。その驚異的な剣の威力で苦しめたが、戦力差を覆すまでには至らず戦死した。

 

 
ヘステ HESTE
5??~606 魔女 / Witch
©Nintendo
LEVEL:8 Cap.4 §23
ドーマ教団
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 31 13 15 11 0 7 14 4
成長率 - - - - - - - -
 ドーマ教団所属の魔女。父はジュダ。マーラの妹、ソニアの姉。光の強力魔法「オーラ」を習得している。

 邪神ドーマを狂信する父親によって生贄に捧げられ、高位の魔女として転生した。

 アルム軍がリゲル領へ侵攻する動きを見せると、ジュダの命でリゲル騎士団の援軍として派遣される。その後、マグナムの副将として「リゲルの滝」に出陣した。
 竜の山を越えて来たアルム軍と戦闘状態に入るとマグナムを補佐し、陣容の薄い本隊を魔女の召喚によってフォローしている。しかし強行策に出たアルム軍によって、一挙に本陣を衝かれて戦死した。

 その後、ドーマ神の力によって再び生を与えられ、父ジュダ、姉マーラと共に「ドーマの祭壇」にてドーマを守護する。そして、そこでセリカ軍に参加した末妹ソニアと再会するが、それと気付かぬまま激戦の中に倒れた。

 

 
マーラ MARLA
5??~606 魔女 / Witch
©Nintendo
LEVEL:8 Cap.4 §14
ドーマ教団
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 31 13 15 11 0 7 14 4
成長率 - - - - - - - -
 ドーマ教団所属の魔女。父はジュダ。ヘステ、ソニアの姉。光の強力魔法「オーラ」を習得している。

 邪神ドーマを狂信する父親によって生贄に捧げられ、高位の魔女として転生した。

 アルム軍が帝国領に侵攻する気配を見せると、ジュダの命で「恐山」へと派遣される。
 リゲル平野から恐山方面へと転進して来たアルム軍と、「恐山のほこら」入口付近で激突する。マーラは自軍を二手に分け、挟撃作戦に打って出た。さらに魔女を大量召喚し、間断なく攻め続けることによってアルム軍の疲労を誘った。
 しかしアルムの各個撃破戦法によって戦線は崩壊。護衛部隊も全滅させられて孤立し、戦死した。

 その後、ドーマ神の力によって再び生を与えられ、父ジュダ、妹ヘステと共に「ドーマの祭壇」にてドーマを守護する。そして、そこでセリカ軍に参加した末妹ソニアと再会するが、それと気付かぬまま激戦の中に倒れた。

 

 
マグナム MAGNAM
5??~606 バロン / Baron
©Nintendo
LEVEL:10 Cap.4 §23
リゲル騎士団
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 52 26 10 8 0 22 7 4
成長率 - - - - - - - -
 リゲル騎士団所属の重装甲兵。騎士団内では装甲部隊を統括している。リゲル随一の驍将。

 アルム軍が帝国領内へ侵攻の動きを見せると、部隊を率いて出陣し、天然の要害である「リゲルの滝」に拠る。その際、ジュダより援軍として派遣された魔法部隊と共同戦線を張り、ヘステを副将に任命した。

 竜の山を越えて来たアルム軍と激突し、戦闘状態に入る。マグナムは地形の不利からアルム軍の補給線が続かない事を見越し、持久戦を狙う。そのため大規模な別働隊を組織して、崖下に配置。アルム軍の背後を突かせて掣肘した。そして、物資が底をついたアルム軍を一度は撤退に追い込んだ。

 その後、自軍を再編したアルムの再侵攻を受ける。一転して速攻に打って出たアルムは強行突破を試み、マグナムは予定外の短期決戦に持ち込まれた。勝敗の行方を左右する重要地点の渡河ポイントを死守すべく兵力を集中させたが、別働隊に戦力を割いたため、魔法部隊にモンスターと魔女を大量召喚させて、数の不利をカバーする。そして渡河ポイントを巡って激戦が繰り広げられたが、アルム軍に占拠されて大勢は決した。
 敗北を悟ったマグナムは、死を賭してアルム軍に挑みかかったが、勇戦空しく戦死。最期に、勇猛な戦い振りを見せたアルム達を褒め称えつつ息を引き取った。

 

 
マッセナ MASSENA
5??~
©Nintendo
Cap.4 §26 §§2
リゲル騎士団 親衛隊長
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 - - - - - - - -
成長率 - - - - - - - -
 リゲル騎士団所属の親衛隊長。

 アルムによる帝国領侵攻時、敗北を悟ったルドルフより全ての事情を打ち明けられる。自ら陣頭に立つ事を決意し、リゲル城から出撃して行ったルドルフに代わって城内に残留。後方任務を担当し、帝国領各地でアルム軍に破られて敗走して来た兵士達を糾合。さらにそれらの戦力を再編しつつ、賓客マイセンと共にアルムの到着を待っていた。

 ルドルフを打ち破ったアルムが城内にやって来ると、皇子として迎え入れる。そのままルドルフの指示に従い、次代の皇帝たるアルムに対し忠誠を誓った。

 アルムが邪神ドーマ封印のために地下神殿へ向かうと、その間の留守を預かり、一時統治者不在となった帝国領の治安維持に当たる。そしてリゲル城内にて新帝の帰還を待ち続けた。

 

 
ミカエラ MICHAEL
???~606 祈祷師 / Shaman
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LEVEL:5 第3章 第30節
ドーマ教団
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 38 14 10 9 0 8 9 4
成長率 - - - - - - - -
 ドーマ教団所属の祈祷師。ガーゴイルの召喚士としてその名を知られている。

 ルドルフ率いる帝国軍によって「ミラ神殿」が陥落した後、本国に引き上げたルドルフに代わってミラ神殿を治めた。

 セリカがミラ神殿を目指して進軍している事を察知すると、ブライを派遣して先手を打つ。さらに本国へ増援を要請し、騎馬隊と配下の祈祷師を次々にセリカ軍へと向かわせた。
 しかし増援部隊はことごとく撃退され、ブライもミラへの谷で打ち破られる。そしてセリカ一行が迫って来ると、警護部隊を率いてミラ神殿外苑で迎え撃った。
 ミカエラはセリカ軍を神殿に寄せ付けまいとし、ガーゴイルを大量召喚して進軍を阻む。これに対しセリカは、本隊でガーゴイルを引き付ける一方で別働隊を組織した。その別働隊に神殿正面を守る妖術師部隊を切り崩され、内部に突入されてしまう。そしてモンスターを召喚して防御する間も無く、討ち取られた。

 

 
ミューラー MUELLER
5??~606 ボウナイト / Bow Knight
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LEVEL:10 Cap.4 §25
リゲル騎士団 要塞司令官
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 52 20 12 12 0 14 6 8
成長率 - - - - - - - -
 リゲル騎士団所属の強弩騎兵。騎士団内では弓手部隊を統括している。また、帝国最終防衛線である「要塞」の司令官職に就任し、当地で部下の錬兵に当たっていた。

 アルム軍が竜の山を越えたとの情報を受けると、守備要員を要塞各所に配置して臨戦態勢を整える。守備隊は弓兵を中心に構成され、堅牢な要塞を生かした遠距離からの狙撃による敵兵の排除を企図していた。

 マグナム隊を撃破したアルム軍が要塞に攻め掛かり、戦端が開かれる。要塞内への侵入を試みるアルムに対し、配下を巧みに動かして防戦に努めた。
 しかしアルム軍に内部へ通じる4本の回廊を切り崩されて地の利を失い、自身も要塞内を駆け回って応戦したが敵わず戦死。守備部隊も全滅し、難攻不落を誇った要塞は陥落した。

 

 
ルドルフ RUDLF FIRST
5??~606 Gナイト / Gold Knight
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LEVEL:20 天使の指輪 Cap.4 §26 §§1
皇帝
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初期値 52 27 16 21 40 22 6 9
成長率 - - - - - - - -
 リゲル帝国のラストエンペラー。アルムの実父であり、マイセンとは古い友人。帝国内では武勇において比類なく、 「天使の指輪」を所有する最強の黄金騎士。またその治世は公正で、領民からも慕われる智勇兼備の名君。

 皇帝即位後、未曾有の大凶作に見舞われる。凶作は3年も続き、帝国内で食糧物資が困窮。そんな折、世継ぎとなる皇子アルバイン(アルム)が誕生した。
 飢餓に苦しむ国民を救うため、ルドルフはやむなくソフィア王国への援助依頼を決意。礼を尽くすため、アルムを伴って自らソフィアへ赴いた。しかしこの申し出をリマ4世に拒絶され、民心の荒廃をつぶさに感じ取る。そしてルドルフは、自身を犠牲の祭壇に捧げる覚悟を決め、アルムをマイセンに託して本国へ引き上げた。

 本国に帰還したルドルフは、ソフィアの対応に激怒した狂気の皇帝を装う。さらに邪神ドーマからの、ミラ神を封印せよとの命令に敢えて従い、直ちにソフィア王国への侵攻を企図して軍備の増強を開始した。

 数年後、万全の戦闘態勢を整えたルドルフは、ソフィア併呑を目標とする侵攻作戦を発動。ミラ神封印を目指し、自ら兵を率いてソフィア王国へ親征する。
 第一目標である「ミラ神殿」を急襲して陥落させ、ルドルフは神剣ファルシオンを使ってミラ神の封印に成功する。その後のミラ神殿の統治は配下の将兵に委ね、自身は帝都に帰還した。

 ソフィアの内乱を収拾したアルム率いる解放軍が、余勢を駆って帝国本土に侵攻して来ると、各所に配置した部隊に迎撃させる。
 しかし自軍が次々に打ち破られて劣勢が続くと敗北を悟り、親衛隊長マッセナに全ての事情を打ち明ける。そして自分の死後はアルムに従うように指示した。

 アルムの戦いを見届けるためにリゲルへ来城したマイセンを賓客として城内に招き入れる。そしてマイセンにその場に留まり、自分とアルムの戦いを見届けるように頼んだ。

 解放軍がリゲル城に押し寄せると、城門まで出馬したルドルフは戦いに先立ち、自分が討たれた場合には降伏するよう兵士達に説く。そして大陸最強の騎兵として、進撃して来た解放軍に容赦なく牙を剥いたが、実子アルムに対しては遂に槍を向ける事が出来ず、そのままアルムによって致命傷を与えられる。
 残された命でアルムに事情を説明し、ファルシオンでドーマを封印するよう遺言した後に絶命した。

 これにより、リゲル帝国数百年の歴史は事実上幕を閉じた。

 

 
ローソン LAWSON
5??~606 パラディン / Paladin
©Nintendo
LEVEL:3 Cap.3 §7
リゲル騎士団
MHP STR SKL AGI LUK DEF MDF MOV
初期値 31 13 6 9 0 9 5 8
成長率 - - - - - - - -
 リゲル騎士団所属の聖騎士。

 ソフィア領侵攻部隊の内、ザクソン隊に続く第2陣の大隊長として選出された。先行するザクソン隊に続き、騎馬部隊を率いてソフィア領へ侵入。前兵ザクソンがソフィア城に向けて進軍すると、ローソンはドゼーの砦近くの「ソフィアの森」に駐留した。

 ソフィア城を奪回し、ザクソンを打ち破ったアルム率いる解放軍がドゼーの砦に進攻すると、自軍をソフィアの森に展開して、ドゼー軍と戦うアルム達を牽制する。
 その後、ドゼーの砦を落とした解放軍を万全の態勢で迎え撃つ。ローソンは自軍を二手に分け、副長に右翼を任せて、自らは左翼を指揮した。戦闘開始直後は、兵を分散配置した解放軍より 優勢だったが、素早く戦力を再集結したアルムによって次第に劣勢に追い込まれて戦死した。